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ショウとママの物語 レッスン3(レッスン2は最初にUP済み)

2011/01/30 19:23
この話は、自分の中国語の勉強を兼ねて、多分に意訳も含んで書いています。
その点ご理解の上、楽しんで読んでいただけたら、幸いです。(励みになるので、よかったら拍手してね。


~ レッスン3 跳び上がって物を取るな。~

小さいころ、僕は背が届かなくて高い物を取ろうとして跳び上がるたび、
いつもママに怒られた。
このような経験は、多分多くの人が持っているだろう。
なぜなら、こういうことはとても危険で、足を踏み外して、怪我をするかもしれないから。
ぼくは一度、箪笥の上にあった扇風機が落ちてきて、頭に当たり、大きなたんこぶを作ったことがある。

高校の時、
経済状況のよくないパパとママに僕は拝み倒して、
ついに何万元ものお金を費やして、一台のバイクを買ってもらった。
買った後、それで終わらず、バイクの改造に熱狂した。
そしてこっそりと友達に借金してまで、そのバイクを改造しては、
見せびらかすことを同級生と競っていた。

ある日突然、バイクは盗まれた。
僕はすぐ家に電話をして、
勇気を出して、パパに話して、迎えに来てもらった。
「ママは僕のバイクがなくなったこと、知ってる?」
僕は、パパを見るなり言った。そしてその表情ですぐ、ヤバい状況と知った…

門の外に豆漿が飛び散っていて、ちょうど夜食を食べていた時だとわかった。
お~、まだおにぎりはある。味付き卵は、バラバラになって飛び散っている…。

僕は、壁の隅に土下座した。顔にご飯粒をつけたまま、
ママがまるで獅子と化したのを聞いた。
後ろでママは怒って吠えた。
「頭がないなら、帽子をかぶるな~(たとえ)」
僕は、えっ?と思った。…無くなったのはバイクだよ。なんで帽子なんだ?
また獅子と化したママは、さらにかんかんになって吠えた。
「バイクを改造してなければね~、見せびらかしたりしなければね~
街にいっぱいあるバイクだったら、盗まれるわけないでしょう~~!!」
鼓膜が破れるかと思った…
何日も足は筋肉痛だった。
僕はずっと白い壁を見つめながら考えていた。
ここは、パパとママがやっと手に入れた自分の家だ。
パパとママがローンを背負って、さらに僕のためにバイクを買うのは、
簡単なことではなかったのに、さらに僕はバイクにこんなにお金をかけてしまった…

僕はじっと壁を見た。灰色の壁の上は僕が書いた“後悔”の文字でいっぱいになった。

小さいころから分かったと思っていた…
ジャンプには自信のあった僕は、跳び上がって物を取るのが好きな子供で、
ママに何度も怒られてやっと学んだ道理。

跳び上がって物を取るな。

この時、やっと本当にわかった。

それから僕は、いつもちゃんとこの道理を覚えている。
人生で前に進む一番いい方法は、一歩一歩じっくり踏みしめていくこと。
けっして急いだり、欲張ったりせず、
実力では手の届かないものを決して跳び上がって取ろうとはしないこと。













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